才・谷・庵

才谷屋が大好きな紅茶で一息つきつつ、語ってみます

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東京バンドワゴン。

 著者は小路幸也。集英社文庫発行。実のところ才谷はこの作家さんのことは全くしらなくて、本屋でぼんやりしてたら、たまたま目に留まっただけだったりしてね。まあ、それがハードカバーの高いやつで、しかも3巻(笑)シリーズものなんだなぁと、棚を調べてみたんだけど一巻はみつからず、諦めて文庫コーナーにいったらこいつが山積みされていたってわけ。その置き方が半端じゃなかったので、期待値の高さを信じてかってみたんだ。そしたら、おもしろかった!!ラッキーv(*^^*)vちなみにこの作家さんはメフィスト賞を受賞してデビューしたかたで、ファンタジックホラー作家として分類されてるみたいだね。ホラー苦手な才谷とはあまり接点なさそうで、本作で出会えた喜びに感謝したいな。

 東京バンドワゴンは連作短編で、春夏秋冬それぞれ一話ずつの計四話。場所は都内某所の昔ながらの下町の風情が残る所。そこに三代続いている由緒ある古本屋「東京バンドワゴン」が数年前から始めたカフェとともに存在している。物語はこの東京バンドワゴンを中心に、四世代にわたる大家族である堀田家の平穏な日常と、たまにおきるミステリーのような事件が描かれるホームドラマ。そこに複雑な家族間の問題もクローズアップされ、さあさあ、どうなるどうなる、堀田一家!?みたいなノリですすんでいきます。

 この小説の読んだ感想として才谷が真っ先に思ったのは面白い設定だなぁというなんのひねりもないものだった(笑)というか、それ以外に言いようがないんだもん(´Д`)個性的なキャラクター達がいて、そのキャラ達がお互いをさらに引き出しあっているのがまたイイ。なにより、この小説をひきしめているストーリーテラーが興味深い。なんと本作ではすでに亡くなっているはずのお祖母ちゃんその人なのである(笑)これには驚いた。お祖母ちゃんの視点で描かれてるから話の展開がとても緩やかで分かりやすく、そして優しさにあふれている。作品のテーマを表すのにこの設定は最適だとおもえた。各章のラストにある霊感のつよい孫とすこし話しているんだけど、それは作者のお祖母ちゃんへの感謝の気持ちなんじゃないかなって考えてしまう(笑)とにかく思いやりや優しさ、それからLoveをかんじたい人はぜひ読んでみてください。一度読み始めたら、ほんわかしてつい読み込んじゃうこと必定ですから(笑)かくいう才谷はつい先日二巻をかってしまったので、わくわくしながら読んでます♪♪


才谷 梅之介
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  1. 2008/06/18(水) 21:34:36|
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