才・谷・庵

才谷屋が大好きな紅茶で一息つきつつ、語ってみます

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才谷梅之介と彼・野獣。

 今日は役者としての反省ということで、さて何から書くべきか?今までのブログのなかでも割と自分の事はかいてきたしなぁ・・・さて、どうする?
 技術的なことをかいて、それで反省になるのだろうか・・・正直すべてがたりなかったと考えてるしね。それに、演劇というのは技術だけが独立してるわけではないよね。これはなにも演劇だけにかぎったわけじゃない。
「演劇はスポーツだっ!」 演出家の今公演の合言葉だが、まさにそのとうり。体力と精神力!!これが揃ってないと、技術があっても生きてこないもの。この3つの柱が高いレベルで揃ってないと、お客様に満足してもらうのはやはり難しい。
 そう考えると、今回の才谷は明らかに体力がたりてなかった。体調管理ができなかった自分のミス。そこから、本来の体力にもどせればよかったけどうまくいかなかった。しかも、その影響で技術を磨くこともできず、主軸の役だったのに力不足だった。共演者にも迷惑をかけてしまった。だけど、唯一精神面だけはオグオブに参加した公演のなかではもっとも充実というわけではないけど、テンションたかくやらせてもらったと思う。モチベーションもあったしね。それだけにうまくできない自分が歯がゆかった。ほんとに何もかもがたりない。もっと時間を有意義に集中してやりたい。自分が演技でひっぱれるような役者に。本当にそう思う。
 
 自分のやった役についても書いておきたいと思う。観にこれなかった人もいたと思うからね。才谷が演じたのは野獣グレゴワール。幼い頃、魔女に呪いをかけられて野獣のような醜い姿にかえらてしまい、それが原因で両親に疎まれ、森の中にある人気のない城に捨てられてしまう。その現実が幼い野獣にあたえたショックは当然大きかった。失望と絶望。極度の人間嫌いになり、ネガティブな考え方しかできなくなってしまっていた・・・。
 まあ、イメージしやすい役ではあった。オグオブ男優陣のなかでも演じられる人は多数いたとおもう。だけどさ、才谷は野獣をやってみたかったんだよねぇ。台本をよみ、野獣とよばれてる彼に似ている部分を感じてしまったから。他人とは思えなかった。野獣と自分は別の人間で完全にわかりあえるなんて事はないんだけど、それでも彼の孤独や寂しさ、切なさ。そして自分とは対極にいる女性への憧れと恐怖。そういうのは俺もかつて感じたもので、なんというか野獣とともに戦いたかった。だから、これをやれると決まった時うれしかったんだ。
 稽古が始まってからは試行錯誤の連続だった。どこまで彼の抱えてる闇の部分を見せるか?そして、ミルへの感情の変化。愛憎。それに変わったのはミルだけでなくて、野獣の変化もみせなきゃいけない。人と生きることに臆病になってた野獣が彼女のために踏み出せるようになるか?愛情や優しさも今まで表にだせなかった感情がでるか。それから最後に、不器用だけどとびきりの笑顔で彼女を受け入れてあげないと。
 だけど、このミルへの気持ちだけはなかなか作れなくて。本当に辛かった。愛想がない。冷たすぎる。距離がとおいとか。そういうダメ出しばかり。これは前回の公演からいわれつづけてる事で。どんなにやってもなかなかうまくいかない。前回は相手役に負い目があって彼女を正視することができず自分の気持ちをつたえるのに躊躇やとまどいがあって、そのバランスがむずかしかった。(12回公演 針子のトラ参照)今回は理由がまた別で。野獣的には女性に慣れてない芝居もしないといけないわけだし、段々惹かれていく過程をあらわさなきゃいけないけど、そのきっかけがなかなか掴めなかったんた。だから、ミルをじっと見続ける事にした。彼女の声を表情を見逃さないように・・・その結果がどうだったかは観た人の感性におまかせする。
 長々と書いてしまった。そろそろまとめないとね。今回の公演確かに後悔していることは多い。でも、もっとやれる可能性をみつけたのも事実。足りない部分が明確にわかってるのだから、あとはあがくだけだ。これからも!!
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  1. 2008/02/17(日) 08:09:16|
  2. 演劇
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